世界のコーヒー産地 ドミニカ共和国

ドミニカ共和国は、西インド諸島の大アンティル諸島のイスパニョーラ島東部に位置する共和制国家です。 小アンティル諸島のドミニカ島にあるドミニカ国と区別するため「共和国」をつけて呼ばれています。

ドミニカには三つの山脈と、その間に位置する四つの平野があり、それぞれがハイチから続く中央山脈、セプテントリオナル山脈、オリエンタル山脈となっており、中央山脈とセプテントリオナル山脈の間の裾野には同国で最も肥沃なシバオ平野が広がっています。

カリブ海諸国での最高峰であるドゥアルテ峰 （3175m）や、カリブ海で最大の湖とされるエンリキージョ湖など、自然豊かな国です。

気候は熱帯のサバナ気候に属していますが、年平均気温は32℃を超えることは稀であり、季節風の影響で過ごしやすいと言われています。しかし、中央山脈のコンスタンサのような都市では、冬季の気温が氷点下に達することもあるそうです。

カリブ系のコーヒーは、香りや酸味、ボディの強さのバランスがとれた軽やかな風味が特長と言われています。